家族が増えたからか、
独身の頃よりも予定を組むのが
大変になりました。
一人の時は
ふらっと金曜日の夜に遊びに行ったり、
思いつきで散髪に行ったりしていました。
ちょっと大げさですが、
娘が産まれてからは、
娘の面倒をみるという
24時間対応が必要な用事ができ、
この役目を他の人にお願いしたり、
保育園に預けたりすることで
自分の身を自由にしています。
娘が誕生してから、
無意識のうちに
人生の主役が娘に代わっていった気がします。
自分のやりたいことってなんだったかな?
趣味を聞かれても答えることが出てこないなぁ…。
育休中は毎日こんな調子で
娘中心の生活をしていました。
ところが、娘が保育園に行き始めて、
久しぶりにまとまった自由な時間ができて、
持て余すようになりました。
時間ができても
やりたいことがないことに気がつき、
とりあえず、久しぶりに
祖母に連絡してみることにしました。
すると、
こちらの気持ちが分かったかのように、
「自分の時間ができたら、
自分のしたいことをしなさい。
私たちはできなかったけど、
今の人たちはできるから」
と言い軽快に電話を切ったのです。
きっと祖母も経験があったのでしょう。
もしかしたら、後悔もあるのかもしれません。
その言葉にとても感情を揺さぶられたことをよく覚えています。
私は忘れていたやりたいことを
必死で思い出しました。
就職したら終身雇用で
会社員をやり遂げるのが
ゴールだと思っていたけど、
娘も生まれ、
健康に伸びやかに過ごす幸せを知ってから、
仕事も見直す必要があることに気づきました。
自分の興味ある本を読んだり、
自分の経験や知識をアウトプットして、
いつまでも若々しくい続けたい
と思うようになりました。
夫はとても理解があり、
私が勉強や読書をする時間を
有意義な時間として優先してくれます。
この前の週末も
夫が娘と遊んでくれている間、
私はカフェでひたすら勉強しました。
学生や独身の頃の
有り余った時間で勉強するよりも
とても緊張感があり、
自由になった貴重な時間で
勉強できていると思うと、
モチベーションも上がり、
集中力も増しました。
毎日やりたいことを意識せず
なんとなく過ごしていると、
周囲の協力も得られず
自分の時間を作れないままに
なってしまいます。
やりたいことを宣言して、協力得ること。
そして、やりたいことに優先的に時間を割いて予定を組むこと。
これらを実践すると少しずつ自分の人生が変わっていく気がします。