最近の悩みといえばもっぱら、
義実家同居を続けるかどうかということだ。
ほんとに難しくて、
考えても考えても
目が覚めたら考えが変わっているし、
誰かの意見を聞くだけで
コロコロと流されてしまいそうになる。
よく同僚や友人に
義実家同居していると言うと、
「大変ね」「よく決断したね」
というような反応が多い。
義実家同居=嫁にとって大変なこと
という認識なのだろう。
そうはいってもなんとかなるだろうと、
安直に直感に任せて始めた同居だったが、
実際のところ
初めのうちはストレスもそれほどでもなく、
やっていけるような気がしていた。
しかし、1年弱経って、
私が仕事に復帰して、
娘がイヤイヤ期に差し掛かった頃に
状況が変わってきたと思う。
私の会社は義実家から距離があるので、
ドアtoドアの通勤時間は1時間かかる。
毎朝5時に起きて朝ごはんと弁当を作る生活。
帰宅してからもバタバタで、
ゆっくりできるのは通勤時間だけになった。
家に帰っても
無意識のうちに義父母の顔色を伺い、
やらなければならないことをこなすだけで、
疲れていた。
会社にいる時間の方がむしろ気楽で、
自分のペースで仕事を進められることが
とても嬉しかった。
娘がイヤイヤ期に差し掛かると、
癇癪を起こした娘の声が耳に触るのか、
義母がよく不快そうに娘を叱ることが増えた。
私はイヤイヤ期を自我の現れだから、
ある程度仕方ないこと、
怒鳴っても叱っても
改善する訳ではないと割り切って、
解決法を探している。
義母は
「キーキーうるさい!そんな声出すな!」
と一喝。
自分と育児の方針が違うことも
さらにストレスになった。
家にいればいるほど、ストレスが溜まる。
義父はとても優しく、
落ち着いているので、
私も娘も懐いているのだが、
義母の存在が
どうしてもストレスになってしまう。
義父母の家はのんびりした土地にあり、
過ごしやすい気候で気に入っている。
義父も優しく協力的で、
娘をよく可愛がってくれている。
私にとって義母の存在が
同居のストレスを強く生んでいることは
明らかだった。
夫も義母にストレスを感じているのは同じだった。
娘への関わり方、
何かにつけて物事の悪いところを探す様、
とにかく一緒にいると
常に気を遣わなければならないことが
負担になっていた。
欠点ばかり目につくようで、
小さな失言や考えの相違があると、
すぐに腹を立ててしまうからだ。
義母が美味しいというものは
美味しいと言って食べなければならないし、
義母がまずいと感じたものは
美味しいと思っていても、
まずいと言わなくてはならない。
そんなピリピリした空気が
食卓にはいつも漂っていた。
同居を始めようと思った時は
夫婦共働きだから、
娘に何かあった時
おじいちゃんおばあちゃんがいれば
安心だよねと思っていた。
でも、
それほど関わる時間が長くはないにせよ、
義母の存在が娘にとってどう影響するのか
不安になってきた。
同居を解消するのは
決めてしまえばあとは簡単だが、
これから娘が大きくなるにつれて
同居の方が良かったと
思う場面もありそうで、
どうするか悩んでいる。
共働きだと子育ての人手が少なく、
何かあった時の対応に不安が残る。
私が仕事を辞められるだけの
経済力や資産があれば、
在宅でできることを仕事にしていれば、
と他の手段がないか今考えている。
毎日生きていると悩みが尽きない。
悩みを楽しみながら、過ごせるような大人になりたい。