日記

同居の義母を無視する生活

私がコミュニケーションを取りたくない人は同居している義母です。

結婚してから同居するまでは、お互いに遠慮があったこともあり、そこまで気にしていませんでした。

しかし、同居が始まって1年も経つと段々と遠慮もなくなり、居心地の悪さを感じるようになりました。

義母のコミュニケーションで、特に苦手なのは、人の話はほとんど聞かないが、自分の話を聞いてくれないと機嫌を損ねるということです。

私に対してそうした態度をとることはあまりありませんが、同居している義父や私の娘に対しては、そういった態度をとることがよくあります。

娘はまだ1歳で言葉もつたないですが、一生懸命自分のしたいこと、やりたくないことを伝えてくれるようになりました。

でも、義母は娘に対して、あれしなさい、これしなさいというだけで、娘の体全身で表している欲求に対しては全く気づかないのか、聞く気がないのか無視をしています。

そして、小さな子供相手なのに、思った通りにならないとすぐに声を荒げて苛立った雰囲気を隠そうとしません。

娘がそのように扱われていることは大変悲しく、そしてそれを黙って見ている自分も好きではありません。

私に対して直接、義母が何かを命令したりお願いしたりすることはありませんが、独り言や娘に問いかけるような形で、間接的に伝えてきます。

私も鈍感であればいいのに、そういった言葉尻や雰囲気を感じ取り、イライラしてしまうことがあります。

最近は義母が独り言で何かしてほしいことをいう時は無視をするようにしています。

義父への対応を見ていると、義母の考えに沿っていない行動や発言をすると、余計怒られてしまうだけだからです。

触らぬ神に祟りなしということで、とにかくあたりさわりの無いように振る舞い、無視するのが一番良いのです。

無視をするのは最低なコミュニケーションだと思いながら、それが最適の解であることに気がついてしまいました。

振り返ると義母の息子たちは義母に対して何か聞かれても無視することが多く、正月に家族みんなが集まっても会話は乏しいです。

その光景を見てずっと疑問に思っていたのですが、義母と一緒に過ごす時間が長くなるにつれ、そうした息子たちの気持ちが分かるようになりました。

きっと彼らも私と同じように自分の話は全く聞いてもらえず、自分の考えも否定されて、義母の考えに従わなければならないことに気づき、無視するのが一番だということに気がついたのでしょう。

私が義母のことをよく思っていないからなのか、娘も自分で話を聞いてもらえないことに気がついているのか、娘も私と同じように義母の問いかけに無視をすることが多くなっている気がします。

それがいいことなのか悪いことなのかは意見が別れると思いますが、私は共感してもらえる仲間が増えたようで、後ろめたくも嬉しく感じています。

私はもともとおしゃべりが好きで、コミュニケーションをとるのが苦手な場面があっても、それを苦痛だと思うことはあまりありませんでした。

そして、問いかけを無視することもほとんど経験がありませんでした。

でも、自分が心穏やかに過ごすために、自分を守るために無視をするという選択をしています。

相手が何を言っても変わらないだろうという確証がある限り、やはり歩み寄るということは難しいです。

いかにしてちょうど良い距離感を探すか、これが今後の課題になってきます。

義母はいつも幸せそうでなく、周りとの比較をして悪口ばかり言っています。

そして、自分の方が少しでも優れていると思うことがあれば、それについては、鬼の首を取ったかのようにマウンティングをしてきます。

ある程度の距離感がないと、生活ぶりを確認され、妬みや嫌悪の対象になるのではないかと感じています。

ある程度距離をとって、義母に、そういった評価をされたり、口出しをされたりしないような形になるといいと思います。

今すぐには難しいですが、いい物件を見つけて引っ越したり、お金さえあれば少しはなれたところに素敵な家を建てるのも夢です。

ちょっとずつ準備をして、家でもくつろげるような自分の居場所があるような、そうした住まいに住めるよう頑張りたいと思います。